2009年01月06日

ノーベル賞と機械工学

ノーベル賞と機械工学

昨年ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一氏、小林誠氏、益川敏英氏が
出演するテレビ番組を見た。
受賞理由さることながら、それよりも三方の人柄の奥深さに感銘した。
三氏ともに純粋で素朴な個性の持ち主で、心があたたまりました。

ところが、ノーベル賞に「機械工学」の無い事に初めて気づいてしまっ
た。
文学賞、平和賞、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、(経済学賞)が
ノーベル賞だ。

ノーベル賞の元手

ノーベル賞は「ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベル氏が、
バクー油田の開発などで築いた財産を元手に、人類に貢献した人の
ために創設され」たとある。
てっきりダイナマイトの製造販売で得た利益が元手と勝手に思って
いたが、どうも間違いのようだ。
バクー油田は20世紀中においては世界最大油田だったそうだ。
いわゆるオイルマネー。心から納得。 
多分ノーベル氏は創造を絶する資産家なのだろう。

人類に貢献するとはどういうこと

蒸気機関、ガソリンエンジン、ジェットエンジン、飛行機、ヘリコプ
ター、ロケット、宇宙船などなど。
機械工学に係わる歴史的発明はまだまだある。これらの発明は、人類に
貢献しなかったのだろうか。 

答えは、貢献もしたが加害の原因ともなった、だ。 
技術革新の裏に「戦争」があることはよく知られたことだ。
人類への貢献に表裏は許されない、のだ。
ノーベルが求めるのは純粋な貢献なのだろう。

機械工学賞があっても日本人には無縁かも

そうするとノーベル賞に機械工学賞が生まれる可能性はゼロという
ことになる。
しかし、たとえ人類の貢献に限ったノーベル工学賞が創設された
としても、日本人が受賞することは、ないような気がする。
明治以来日本人が得意とする機械工学は、取り入れてそれを上回る
テクニックだから。
 
ところで大学に機械工学部を創設したのはなんと日本が最初。
帝国大学工学部がそれだ。納得できるな、これも。


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2009年01月05日

うし年にちなんで

今年の干支は  「牛」


今年の経済がマイナス成長である事は間違いないだろう。
いわゆる牛歩(ぎゅうほ)並みの経済成長。

ところで、牛は四つの胃を持っている。  反芻胃=ルーメンだ。
牛に代表される反芻胃を持つ動物は、植物の繊維質をエネルギー源と
するためにルーメンを発達させ、微生物の力を借りて利用可能な状態
にまで発酵(代謝)させている。

人間にとっての四つのルーメンは、目、耳、心、頭 と言ってもよい
だろう。
 
今年は、今まで以上の  「見る、聞く、感じる、考える」  の反芻
をする中で、去年までとは異なる道=エネルギー源を見出して、一歩を
踏み出すことだ。

「反芻」と「牛歩」

まさにうし年にふさわしい経済のキーワードになったようだ。

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2008年11月21日

エンジニアスピリット

同じところに止まっていることはない

昨日、会社のHPリニューアル作業の一環で、エンジニアインタビューに参加した。

同じところに止まっていることはない

この言葉は、デジカメの組込ソフトの開発を担当しているMさんの言葉だ。
デジカメメーカーは同一機種のバージョンアップ、新モデルの投入と
1日と休むことなく開発を続けている。
その開発に携わるエンジニアは常に新しいアイデア、新しい技術の創造に明け暮れているわけだ。

デジカメはまだまだ進化してゆく余地を充分に残した道具だが、それとともに
開発にかかわるエンジニアに対しても、更に進化してゆくことが求められる。

そんな中から『同じところに止まっていることはない』というMさんの言葉が聞けたのだと思う。

私には、それは単なる言葉ではなく、Mさんのエンジニアスピリットと思える。

もし現状に満足したり、進化を怠ってしまえば、そのエンジニアはもう過去の技術者になってしまう。 
もう技術の世界では無用な単なるになってしまうのだろう。

エンジニアの真髄を見た、そんなインタビューだった。

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2008年10月27日

根付 ねつけ

高円宮家_netsuke.jpg

昨日、大阪の「堂島リバーフォーラム」で開催されて
いる 『高円宮家 根付コレクション展』を見た。

「根付」というのは、例えばケイタイのストラップに
ついている小さなマスコットのようなものです。
食玩のフィギアのようなものとも言えます。

詳しい歴史はわかりませんが、特に江戸時代にはやった
ようです。当時は着物の帯に、財布(巾着)や携帯薬入れ
(印籠)を挟み込んで持ち歩いていたいましたが、それを
落とさないように「ひも」の先に寝付けを結すんで、
留め具として使っていました。

根付も当初は実用品だったのでしょうが、それがいつの
間にか1つの芸術作品、美術品として認められるように
なったのでしょう。

根付の展覧会を見るのは初めてですが、想像していた
以上に興味深いものでした。
驚いたことに、根付は今でも美術品として作られ続けて
いて、日本国内のみならず海外にも作家がいるという
事でした。

根付の展覧会はそうそう見られるものでは無いと思い
ます。 大阪芸術大学主催なので、入場料も200円と
格安です。 今月一杯、午後7時までやってます。

以下の大阪芸術大学のブログに記事があります。
参考にしてください。

http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/singaku/blog/2008/10/post_297.html

また根付に関する詳しいHPもあります。

http://www.cc.rim.or.jp/~komada/j-netsuke.html


コレクションを紹介した書籍はこちらのHPを参照


http://www.oi-bijutsukan.com/item-0802017.html






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2008年10月23日

エレベーターのネジは誰が巻くの ? ! ! 

エレベーターのネジは誰が巻くの ? ! ! 」

エレベーターに一緒に乗り込んできた4才くらいの男の子が、
扉が閉まってすぐに、
お母さん死んだ人がネジを巻くの ? 』って
遠慮がちに聞きました。
 
お母さん、ちょっととまどったった感じで
『なんのネジ ? 』と聞き返しました。
エレベーターのネジ』と、その子は答えました。

私は3階で降りてしまったので、その後の母・子の会話を
聞くことはできませんでしたが、
なんだか心から感動させられました。

子供の心の世界は大人には
とても考えられない不思議なものなんですね。

私の子供が3才の頃だったと思いますが、
こんなことがありました。
車の中から、大きな荷物をかついでとぼとぼと歩いている
ホームレス(らしき)老人を見たとき、
旅の人だね」って、言うのです。

なんと詩的な表現なんだろう。
夫婦で感動したことを今も覚えています。

もう1つ、
夜、家路に向う車の後部座席から窓の外を眺めていた息子が、
お月様はどうしてずーっとついてくるの ? 」って聞くのです。 
確かに、その感覚には自分も覚えがありますひらめき

その日、雲ひとつない夜空には
満月が冴えざえと銀色に輝いていました。満月
どのように説明したか今では思い出せませんが、
これは数学の世界ですから、
多分、月までの距離と、地球の円周と車のスピードと
人間の大きさの関係で説明したと思います。
もちろん子供にもわかる言葉で。

りんごが何故木から落ちるのか、という疑問から重力の存在を
証明したのはニュートンでした。

私の子供、月がついて来るという感覚を持ち続けてくれていたら
今頃は物理学者になっていたかも。

3才の子供の純な気持ちには全然応えられませんし、 
先入観眼鏡なく世の中を見ることはもうできません。
でも、子供の頃の感性を大事に育てて行けたなら、
また育ててゆける社会だったなら、
世界はハッピーで心豊かな、驚きに満ちたものに
なるにちがいないと、考えさせられた、ひと時でした。
posted by ハマヨツ at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月08日

求人企業ミシュラン 会社の光と影 !

就職は結婚と似ているよね

今ではそんなに多くはないと思うけど「見合い結婚」という方法が
ありますね。
 
「だんな様とは結婚式の当日まで顔も見たことが無かったのよ」
なんて、嬉しそうに聞かされることがあります。

何十年もたってから、このように言える結婚は、まっ、良い結果
だったということですか。

就職の多くはの実体は、まさに見合い結婚と同じようなものでしょう。

「7・5・3現象」という言葉をご存知でしょうか。
しちごさんげんしょうと読みます。
おめでたい話ではありません。

新卒者が会社に就職したその後、その会社を離職する割合を現した
数字です。

中学卒で正社員に就職した人の7割,高校卒の5割,大学卒の3割が
入社3年以内に離職してしまう,という現象のことです。

何故こんな不幸な数字があるのか。

これが今日のタイトル 「会社の光と影」の部分です。

会社というところは、入社して見なければ、その悪い部分はまず
わからない。 悪い部分つまり「影」の事です。
極端な話が、入社して一月もしないうちに会社が倒産してしまった
という話も良く聞く話です。

大量の社員を採用する会社が、実はその人数だけ退職して行く会社
だった。 ということも、入社して、自分が辞表を出すときに初めて
わかった、ということもあるわけです。
上場企業だからとかテレビでも良く目にする有名企業だってそんな
ことは良くある話です。 どことは言えないけど。

会社は、自社のマイナス面とか、悪い点は自ら公表することはしま
せんね。 企業というところは、社員が不幸な目に会っていても、
倒産するということはありません。
世間様に、消費者の皆さんに不正を働くと、一気に駄目になること
があっても。
だから、会社は社員の幸せに対しては、あまり一生懸命にならずに
すむわけなのです。

タイトルの「求人企業ミシュラン」は正しくは「ミスマッチ解消に
求人企業ミシュランを」です。

考え方の要旨としては、会社の労働条件や社内環境、対外的な努力
(CSR)の程度をランキングしましょうという考え方です。
ミシュランやAAAなどのレストランやホテルの評価みたいに、企業の
格付けをしたらどうか、という提案です。

確かに、会社も働く環境を公に評価されるようになったら、競って
社員に優しい会社にする努力を始めるはずです。

是非、次の選挙前にマスゾエさんあたりからマニュフェスととして
公表してもらいたいな。

この「求人企業ミシュラン」は、以下の独立行政法人労働政策研究・
研修機構のURLに詳しく紹介されています。

 http://www.jil.go.jp/column/bn/colum0109.htm


ところで、日本人の離婚率は05年37%でした。
約 結婚する10組夫婦のうち4組の夫婦が離婚するということ
です。 
これはこれで、大問題ですね。

さすがに、人のミシュランは無理だから、どうしたらいいんでしょう。

例えば、総裁選挙みたいに、結婚するには周りの人々の10人以上の
推薦人を要する、というわけにも行かないだろうし。





posted by ハマヨツ at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

鉄人28号 大阪人は鉄人28号が好き

s-IMGP2212A.JPG

大阪は南海電車だったと思うけど、
先頭車両がまさに鉄人28号のマスクというモデルを見たことがある。

今日は、東大阪市の新石切で、写真の鉄人28号に遭遇。
どうも、歯医者さんの広告塔のようだけど、
うーん、どういうこと。

身の丈3mもありそな鉄人28号が、
両腕で、巨大な歯ブラシを持ち上げている。

多分それでもって患者さんが倍増しましたということはない思うよね。


だから、なんだか 「?」なのだ。
なんだか頭ぽりぽりという感じなのだよね。

どう思いますか。

それでもって
たどりついた結論が

『大阪人は鉄人28号が好き』

なのです。



posted by ハマヨツ at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

木のない話

きのない話 いや 木の無い話

自宅前に、新しい住宅が建ちました家

3月の基礎工事から6ヶ月間、近頃の住宅としては
随分と丁寧で念の入った工事です。

広いウッドテラス、少ない窓、外壁断熱
空調設備の整った、いわゆる「モダン」な木造注文建築です。

しかし!
しかしなのだ!

植木、すなわちみどりが全くない。
約80坪の土地、建蔽率は60%。
普通なら、それなりの広さの庭に、植木や花を植えてみどりを楽しむ。
それが郊外型一戸建て住宅の魅力の一つのはず・・・・。

そういえば、最近は街路樹の枝きりを異常に早く要請してくる人が
結構多いと聞く。
冬に向って、街路樹の葉が落ちて掃除が大変・・・?

夏の盛り8月に、早々と街路樹の枝を払い、スッキリ・・・!
これでは、何のための街路樹なのか? ふらふら
プライバシーが、掃除が、手入れが、草引きが・・・
いろいろと理由はあるとはおもうけど。

元はみどり一面の山、そこを切り開きみどりを無くした分
少しでもカバーしていくことが重要と思うのは
私だけだろうか・・・?


      我儘犬テディのお父さん 犬
posted by シズヤマ at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

就活 企業選びの条件は 安定

就活 企業選びの条件は 安定

企業選びの条件 「安定」について

学生の売手市場(学生優位)の就職活動が続いています。

ある会社の営業担当より、
最近の学生の企業選びの条件を教えていただきました。

 1、自分自身が成長できる会社
 2、給与等待遇の良い会社
 3、雇用が安定している会社


以上の3項目が、
「企業選びの条件」で特に学生が高い関心を示す項目のようです。

どの項目もなるほどと、感じるところですが、
雇用が安定している
は今年特に上昇してきた条件のようです。

人手不足の一方で、いろいろな理由があるものの
「リストラ」が恒常化した昨今
大企業へ、一流会社へ・・・と関心が高まるのも
理解できるところです。

しかし、「雇用が安定している会社」すなわち
定年までの雇用を期待しての理由であれば、
少々勘違いされているように思います。

企業のリストラが日常的に行われるようになり
(それも一方で採用を続けながら・・・)
人材の流動化が進展する中、
今までの「安定」と言うことは
大きく変わったと思います。

大企業や一流企業へ・・・と「安定」を他力に求めても
それは無理なようです。

これからの時代の
「安定」は自力で確保する必要があるのでは・・・

仕事の専門性を高め、高いスキルを身につけることが、
将来の安定を勝ち取る唯一の道かと思うのですが・・・?

その意味では、就職は「キャリア形成」を支援して
いただける会社を選ぶべきかと!

我儘犬テディのお父さん犬
posted by シズヤマ at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

楽・迷・苦・動 就活心情

楽・迷・苦・動

「あなたの 就職活動  漢字一文字 で表すと?」

これは、09年卒業予定の学生を対象とした
マイナビ09のアンケート結果。

」は5年連続1位。

1位から10位を順に並べると

楽、迷、苦、動、学、難、縁、知、悩、耐、疲
と続く。

昔「就職氷河期」今「採用氷河期」と言われる
ように、現在は学生側の売り手市場。
納得できる1位だ。

とは言うもの、楽の6.0%に対して、
迷、苦、難、悩、耐、疲をあわせると16.3%になる。

楽そうに見えて、多くの学生さんにとって、就職活動は
楽でも、快適でも、簡単でもないということのようだ。

安心
posted by hama at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

カワサキは何故四輪自動車を造らないのか

s-P1040925.jpg

カワサキはナゼ四輪自動車製造に復帰しなかったのだろう

夏休み、神戸港の海洋博物館内に入ったついでに、
カワサキワールドを見学。

カワサキはオートバイのメーカーと思っていたが・・・

どっこい、カワサキとは川崎重工業のこと

今では大型タンカー、潜水艦、新幹線、ヘリコプター、
戦闘練習機、ジェットエンジン、産業用ロボットetc.etc.
まさに、第二次世界大戦で軍需産業の一翼を担って来た会社
としての技術力を感じる。


もっとも、今でも、四輪自動車を、一応造ってはいる
四輪オートバイみたいな「四輪バギー」と多用途四輪車。

川崎重工業は、自動車生産は、すでに卒業していたのだなー。

川崎重工業のトラック生産の歴史は古く、
大正7年(1918)にさかのぼる。
昭和8年(1933)には乗用車「六甲号」も生産していた。

昭和17年(1942)陸軍省の指示により、
航空機増産のため自動車生産中止。

ここでちょっと興味深いのは、
現在のトヨタ自動車(当時は豊田自動織機)が
昭和16年(1941)に乗用車の生産、
昭和17年(1942)にはトラックの生産を開始したことだ。
・・・・・・・
それにしても、明治生まれ企業の、技術の幅、深さ、でかさに
驚かされた
夏休みカワサキワールド見学だった。

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2008年08月22日

さるすべり 百日紅 猿滑

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駅に行く道の途中にある家の庭に咲く白いさるすべり。
漢字では「百日紅」と書く。
「さるすべり」は和名。
猿滑とも書くそうだが、ちょっと品がないよな。


語源は、夏、百日の間咲き続けることから来ている。
紅色や桃色の花が多い。
白色のさるすべりを目にする事の少ないのは、
多分、紅や桃色が好んで植栽されてきたからなのではないだろうか。

英名「Crape-myrtle」 
Crape クレープは「ちりめん」
花びらのかたちからの連想だろうか。


posted by hama at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月21日

オグシオの去就 大阪府大東市熱い夏

オグシオは三洋電機の看板娘です。

巷ではそのオグシオの去就が取り沙汰されていますね。
私の周りでも喧々諤々(けんけんがくがく)です。

関係者の読みでは、三洋電機の社員から
プロ契約に変わるのではないかというのが大方の予想です。
あくまで噂、予想ですけど。
 
実は私の勤務する会社には同社の資本が入っていて、ある意味
オグシオとは仲間のような気がしないでもありません。

私たちのエンジニアはオグシオと同じ大東市三洋町の敷地の中で
働いています。
なんか自慢したいような気持ちなのですが、
誰にも言えないから、ここに書きました。

大阪府大東市には、この夏の甲子園優勝校の大 阪 桐 蔭もあり、
スポーツではケッコー熱い夏になりましたね。 
posted by hama at 20:19| Comment(1) | TrackBack(1) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

ニンテンドーDS美文字トレーニング

ニンテンドーDSの美文字トレーニングのTVコマーシャルを見て、「そういうことだったのか」と納得。

先週の木曜日、採用面接で応募者に大学卒研(卒業研究のこと)のテーマに関して質問したところ、『お手本の文字があって、お手本と比較してどのくらい似ている字を書けたかか判定するコンピューターソフトの研究をしていました』と言われたのです。

 その時は、うまくイメージできなくて「画像のプログラムなんかですか?」と見当はずれな感想を述べてしまったようでした。

ところが、偶然にもその日、件(くだん)の「美文字トレーニング」のコマーシャルを見たのですね。
「あーこれだったのか」と一気に納得できました。

彼の卒研テーマは、これだったんだ。
産学連携」という言葉を聞いたことがあると思いますが、理工学部系の大学は、企業の出資を受けて、連携して新分野の研究をしています。

そういった産学連携から美文字トレーニングのようなソフトのできる可能性もあるのでしょう。

彼の研究テーマが、ずばり美文字トレーニングの内容だったとは思っていません。

ただ、大学四年の時にそのような、同じような研究をしていたんだなと、なんだか彼を見直したというか、大学の研究室の存在を身近に感じた一瞬でした。
posted by hama at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

健康診断と性格診断

昨日会社の健康診断があった。
会場は自社社員だけなので、つい話が弾む。 
血液検査のコーナーで、血液型と性格診断についてこんな話が。
「検査結果に、AB型の人の今年の運勢」とか「血液型によればあなたの性格は・・・」なんってのがあってもいいんじゃないか。
あるいは「198○年1月26日生まれのO型のあなたの今日の運勢は・・は」とか。
味気ない健康診断の時間もちょっと楽しいひと時になるのでは。
 文字にしてみるとなんとも面白くもない話題だが、なんか盛り上がった順番待ちだった。
posted by hama at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

「派遣社員」への誤解

今日、ビッグメーカーの総務部長と面談した。

派遣技術者の待遇について。
『ボーナスはないのでしょ?』 『待機期間は給与が出ないのでしょ』
オー、なんと言う認識。なんと言う誤解。なんと言う偏見。

当然「ボーナスあります」。
待機期間? 派遣技術者の場合だって、プロジェクトとプロジェクトの間に間が空くことはある。 
実はこの期間こそ、技術者がスキルアップやテクノロジーの理解に向かうことのできる貴重な期間なのだ。
もちろん、給与はいつもどおり銀行に振り込まれる。

実はこのような質問は、就職科の課長さんや、学部の先生からも受ける。
なぜこのような誤解が生まれるのか。
 ひとつにTVや新聞のニュース、報道番組なんかで、「派遣社員」のマイナスイメージのみを膨らませるようなことばかりが強調されているからだ。 派遣=ワーキングプアではない。
 
また、事故や事件があると、加害者の職業に「派遣社員」という表記がされること。 それに類した言葉に「フリーター」や「パート」などがある。 逆に「正社員」という言葉は使わない。「銀行員」とか「アナウンサー」とかの職業名であらわされる。 つまり、報道機関側にある雇用差別が偏見や誤解を生むのだ。
ニュースは、事故や、殺人や、詐欺や、賄賂、インチキなどなど事件で溢れている。だけどそのようなことはごくごく一部の犯罪者たちの出来事だ。 
問題は、「派遣」という雇用形態にあるのではなく「会社」や「経営」にあることに気づくべきなのだ。 
  

「派遣技術者」というのは働き方のひとつのかたちに過ぎない。
技術者が自分の技術力、知識を持って、技術者集団の中で自分のものづくりを実現する場なのだ。 確立された技術と新たなテクノロジーが交差する創造の場なのだ。自己実現の場なのだ。
モノづくりの現場には、多くの会社、多くの働き手が集まってくる。現場に出向かなくてはできないのだ。 現代のモノづくりは一人一社で完結する仕事があるのだろうか。  

 

posted by hama at 18:37| ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

「自分をホメテやりたい」

 お付き合いしている会社での打合せ後、設計部長と近頃の若手社員について、こんな話を聞いた。 
『最近の若手は、なにか無理をしようとしない。』
『思うに、オリンピック女子マラソン銅メダリスト、有森裕子(さん)が、「自分で自分をホメテやりたい」という言葉を、報道陣に披露した、あの頃からのような気がする』 
『自分で自分をほめてやりたいという気持ちを持ったときに、その人の進化はストップしてしまうんだよね』  
まさに彼女はあの時点でストップしてしまている。

確かに、それはそうかもしれないな。 振り返って見て自分は「自分をほめる」という考え方や思いを抱いたことはない。 「ここまでやったのに何故上司は自分を認めてくれないのだろう」という不満や怒り、やるせない思いが、明日への原動力、モチベーションになって来たと思う。
満足できたときに時で『次はもっとがんばります』と言ってきた。
自分で自分を誉めてやりたいなんて口外したら、袋叩きにあってしまっただろう。 『甘えんじゃない』 『1O年早い』とか言われて。 

 ところで、「自分で自分を誉めてやりたい」という言葉は、フォークシンガーの高石ともや氏が作詞した歌が原典だ。
 有森(さん)は多分かっこいいと思ってその言葉に飛びついたのだろう。もし銅メダルたったら、そう言おうと用意していたのではないか。
じゃあ、金メダルを取った時の場合の言葉には、どんな言葉を用意していたのだろう。

 良く似た感じの歌に、ウルフルズの「なんだか泣けてくる」という歌詞がある。 
でもこの歌は「明日もがんばろうぜって」続いて行く。
 時代は再び「努力」が受け入れられる、いや、必要な時代になってきたのかも知れない。
 


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2008年07月09日

ミッション 考えるスタビライザーを創れ

7月9日 樹脂メーカーの採用担当者と面談

「スタビライザー」というのは、レーシングカーなどで、空気力学的に安定性をよくするために備えるウイング(翼)やフィン(ひれ)などのこと。 エアロパーツ(部品)の一つ。
 街に走っている乗用車でも、後部トランクの上にのっけているのをよく見かける。 一般道ではあまり実用的なものではないらしく、車のファッションの一つらしい。 
 自動車の走行燃費を良くするため、自動車メーカーは軽量化にしのぎを削っている現在、あっても無くても良いかざり的なスタビライザーは真っ先に排除されてしまいそうだ。
 しかし、部品メーカーとして当然そのような傾向は阻止しなければならない。 売り上げが減り設備が無駄になってしまうから。 そのために、単に空気抵抗を発生させるだけのモノではなくそこに付加価値=機能をつけることにより、その存続の道を探っている。
 スタビライザーは一般的に樹脂(プラスチック)で創られているがが、その中に「マイコン」を組込んで、何か機能させようというわけだ。
スタビライザーは何らかの条件(コマンド)を与えられると、自己判断で何らかの機能を発揮する。 多分、それまで運転者自身が行わざるを得なかった角度を変えるとか、幅を広げるといった機能を勝手に考えてやってくれるのだろう。
 いったいどんな製品が登場するのか、技術の周辺にいるものにとっては、興味しんしんだ。 また、組込みエンジニア、電子回路設計エンジニアの腕の見せ所でもある。
 


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2008年06月24日

25歳のエージェント 

マイナビ08062021.JPG

6月20日(金)、21日(土) 名古屋で転職フェアに参加した。
昨年5月にこの(中途採用の)仕事についてから、担当するフェアも7回目を数える。 
ブースデザインにずっと変化はないが、本当に目立つブースだ。
床にカーペットを敷き詰める企業は他に無い。しかも血のような赤色
次回はもっとさわやかな色にしようか。  

採用氷河期の昨今、中途採用も簡単ではない。 
転職のための媒体・手段もいろいろ用意されていて、このような「合同企業展」のようなものや、リクナビやエンなどに代表されるウェブサイト、フリーペーパー、新聞広告、ハローワークなどなど。

今回改めて驚かされたことがある。 
会場で、キャリアの浅い(ように見える)20歳代前半の人たちが人材紹介(職業斡旋、エージェント)会社に何の抵抗も無く求職登録すること、また人材登録させることだ。 
エージェントも若年者層専門の会社も多数あるが、これも最近の傾向のようだ。 まるで「25歳のエージェント」だ

人材紹介会社は昔、30代以上のキャリアを積んだ即戦力層向けのものだったはずだ。またヘッドハンティングという言葉のイメージどおり、管理職レベルやハイスキルのベテラン層が利用するものと思っていたが・・・

転職市場もどんどん低年齢化されているということなのだろう。
入社して数年のうちに退職、転職する傾向の歯止めはかからないということなのだ。


会社の採用担当者にとってそれは憂うべきことなのか、歓迎すべきことなのか。 
恐らく、日本もアメリカのように、転職はスキルや、キャリアを高めるために必要なことと認識理解されて行くに違いない。
また、個人を会社に合わせる(我慢する)日本的労働観が薄れてきていることも確かなようだ。




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2008年06月09日

天満橋を渡ると

IMGP2088.JPG

大阪工業技術専門学校は天満橋を渡るとすぐだ。
橋は昭和10年にできたもの。高架橋は昭和45年に完成。大川(昔の淀川本流)にかかる浪華三大大橋のひとつだそうだ。
今では二階構造の橋はそれほど珍しいものではないが、土木、建築技術の進歩があって実現できるものだ。

天満橋周辺は、江戸時代は言うに及ばす 昭和37年に最後の貨物船が消失するまで、明治、大正、昭和と大阪、京都間を結ぶ船運の一大拠点だったようだ。

今大川を行く最大の船は、水上バス。 観光客を乗せて結構なスピードで我がもの顔でとおりすぎてゆく。
江戸時代までは人や風の力で四苦八苦して上っていったことだろうに。

学校で進路担当のU課長と、大阪の川について話す。 長く大阪で暮らしていると、それを特に意識することもないとのこと。

確かに、私の育った名古屋市街の道路が広いと良く言われるが、全然意識することがなかったが、逆に東京に出て、道路の狭さに驚いたことを今思い出しました。

posted by hama at 19:22| ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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