
昨日、大阪の「堂島リバーフォーラム」で開催されて
いる 『高円宮家 根付コレクション展』を見た。
「根付」というのは、例えばケイタイのストラップに
ついている小さなマスコットのようなものです。
食玩のフィギアのようなものとも言えます。
詳しい歴史はわかりませんが、特に江戸時代にはやった
ようです。当時は着物の帯に、財布(巾着)や携帯薬入れ
(印籠)を挟み込んで持ち歩いていたいましたが、それを
落とさないように「ひも」の先に寝付けを結すんで、
留め具として使っていました。
根付も当初は実用品だったのでしょうが、それがいつの
間にか1つの芸術作品、美術品として認められるように
なったのでしょう。
根付の展覧会を見るのは初めてですが、想像していた
以上に興味深いものでした。
驚いたことに、根付は今でも美術品として作られ続けて
いて、日本国内のみならず海外にも作家がいるという
事でした。
根付の展覧会はそうそう見られるものでは無いと思い
ます。 大阪芸術大学主催なので、入場料も200円と
格安です。 今月一杯、午後7時までやってます。
以下の大阪芸術大学のブログに記事があります。
参考にしてください。
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/singaku/blog/2008/10/post_297.html
また根付に関する詳しいHPもあります。
http://www.cc.rim.or.jp/~komada/j-netsuke.html
コレクションを紹介した書籍はこちらのHPを参照
http://www.oi-bijutsukan.com/item-0802017.html