2008年09月04日

採用マンの教科書 「工場の仕組み」

街からコウバ(工場)が消えて久しい。

子供の頃、学校の帰り道に
小さなコウバの道端に捨て置かれた鉄板の切れ端や、
螺旋状の鉄くずを拾い集めておもちゃにして遊んだ
記憶がある。

オイルの焼ける臭い、間断なく続くプレスの騒音、
所狭しと並ぶ機械、子供心にも味気なく感じた
グレーのスレート外壁。

今日紹介する イラスト図解 工場のしくみ は、
遠い存在になった工場の仕組みや機能を、職業と
いう視線で学習するのにうってつけの一冊だ。

工学部に入学したけど、卒業間近になった今になって
も、どんな仕事に就きたいのかわからないと、悩む
学生諸氏にお勧めだ。
就活中の学生諸氏のみならず、これから工学部を目指し
受験勉強中の高校生諸君にも、勧めたい。

工学部を卒業するから技術者にならなくてはなら
ないということ無い。 ? 否定の二重否定つまり否定 !

経理マンを目指すもよし。
情報システムの担当者になるのもまた良し。
営業マンもOK
人事、総務もある。

この本、実は、エンジニア採用マン必読の書です。
バイブルみたいな一冊でもあります。

もし、まだ見ていなかったら、本屋さんで立ち読み
してください。
気になったら買えばいいよね。

ところで、現代の工場の多くは、静か、清潔、無臭
です。 誤解されませんように。

日本実業出版社 1400円 
13刷を重ねたベストセラー









posted by ハマヨツ at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■この一冊 は読んでほしい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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