「面接は心理戦で勝つ ライバルを出し抜く就職・転職の裏技」
なんとも物騒なタイトルです。
著者の田中和彦氏は大学卒業後リクルート社で編集長を歴任した人物ですから、このようなタイトルはお手のモノというところでしょう。
タイトルもすばらしいが、内容はもっとイケてます。
内容を章のタイトルで一部紹介しよう。
第1章 具体的なエピソード以外、意味がない
第2章 面接は、予測不可能な言葉のキャッチボール
第3章 履歴書は、釣りにおける撒き餌である
第4章 言葉は、嘘をつく
第7章 「逆質問で、9回裏に起死回生の逆転ホームラン」
弟9章 面接での優等生は、評価されるか
弟11章 効果的な自己アピールとは
タイトルを見ただけでも、読みたくなりますでしょ。
私は仕事柄、面接の技法、採用のノウハウなどの書籍、文献は積極的に購入、読書してますが、面接ノウハウ本としては、史上最高といっても良い、と思う。
しかも出版社が幻冬舎ときていますから、その内容のタイムリーさ、イキの良さがわかりますよね。
これから、面接を受ける大学生、転職希望の社会人も絶対読まなきゃ損、と思うべし。
「面接は心理戦で勝つ」田中和彦著 幻冬舎 457円 ※文庫本サイズ