2008年10月27日

根付 ねつけ

高円宮家_netsuke.jpg

昨日、大阪の「堂島リバーフォーラム」で開催されて
いる 『高円宮家 根付コレクション展』を見た。

「根付」というのは、例えばケイタイのストラップに
ついている小さなマスコットのようなものです。
食玩のフィギアのようなものとも言えます。

詳しい歴史はわかりませんが、特に江戸時代にはやった
ようです。当時は着物の帯に、財布(巾着)や携帯薬入れ
(印籠)を挟み込んで持ち歩いていたいましたが、それを
落とさないように「ひも」の先に寝付けを結すんで、
留め具として使っていました。

根付も当初は実用品だったのでしょうが、それがいつの
間にか1つの芸術作品、美術品として認められるように
なったのでしょう。

根付の展覧会を見るのは初めてですが、想像していた
以上に興味深いものでした。
驚いたことに、根付は今でも美術品として作られ続けて
いて、日本国内のみならず海外にも作家がいるという
事でした。

根付の展覧会はそうそう見られるものでは無いと思い
ます。 大阪芸術大学主催なので、入場料も200円と
格安です。 今月一杯、午後7時までやってます。

以下の大阪芸術大学のブログに記事があります。
参考にしてください。

http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/singaku/blog/2008/10/post_297.html

また根付に関する詳しいHPもあります。

http://www.cc.rim.or.jp/~komada/j-netsuke.html


コレクションを紹介した書籍はこちらのHPを参照


http://www.oi-bijutsukan.com/item-0802017.html






posted by ハマヨツ at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

エレベーターのネジは誰が巻くの ? ! ! 

エレベーターのネジは誰が巻くの ? ! ! 」

エレベーターに一緒に乗り込んできた4才くらいの男の子が、
扉が閉まってすぐに、
お母さん死んだ人がネジを巻くの ? 』って
遠慮がちに聞きました。
 
お母さん、ちょっととまどったった感じで
『なんのネジ ? 』と聞き返しました。
エレベーターのネジ』と、その子は答えました。

私は3階で降りてしまったので、その後の母・子の会話を
聞くことはできませんでしたが、
なんだか心から感動させられました。

子供の心の世界は大人には
とても考えられない不思議なものなんですね。

私の子供が3才の頃だったと思いますが、
こんなことがありました。
車の中から、大きな荷物をかついでとぼとぼと歩いている
ホームレス(らしき)老人を見たとき、
旅の人だね」って、言うのです。

なんと詩的な表現なんだろう。
夫婦で感動したことを今も覚えています。

もう1つ、
夜、家路に向う車の後部座席から窓の外を眺めていた息子が、
お月様はどうしてずーっとついてくるの ? 」って聞くのです。 
確かに、その感覚には自分も覚えがありますひらめき

その日、雲ひとつない夜空には
満月が冴えざえと銀色に輝いていました。満月
どのように説明したか今では思い出せませんが、
これは数学の世界ですから、
多分、月までの距離と、地球の円周と車のスピードと
人間の大きさの関係で説明したと思います。
もちろん子供にもわかる言葉で。

りんごが何故木から落ちるのか、という疑問から重力の存在を
証明したのはニュートンでした。

私の子供、月がついて来るという感覚を持ち続けてくれていたら
今頃は物理学者になっていたかも。

3才の子供の純な気持ちには全然応えられませんし、 
先入観眼鏡なく世の中を見ることはもうできません。
でも、子供の頃の感性を大事に育てて行けたなら、
また育ててゆける社会だったなら、
世界はハッピーで心豊かな、驚きに満ちたものに
なるにちがいないと、考えさせられた、ひと時でした。
posted by ハマヨツ at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月08日

求人企業ミシュラン 会社の光と影 !

就職は結婚と似ているよね

今ではそんなに多くはないと思うけど「見合い結婚」という方法が
ありますね。
 
「だんな様とは結婚式の当日まで顔も見たことが無かったのよ」
なんて、嬉しそうに聞かされることがあります。

何十年もたってから、このように言える結婚は、まっ、良い結果
だったということですか。

就職の多くはの実体は、まさに見合い結婚と同じようなものでしょう。

「7・5・3現象」という言葉をご存知でしょうか。
しちごさんげんしょうと読みます。
おめでたい話ではありません。

新卒者が会社に就職したその後、その会社を離職する割合を現した
数字です。

中学卒で正社員に就職した人の7割,高校卒の5割,大学卒の3割が
入社3年以内に離職してしまう,という現象のことです。

何故こんな不幸な数字があるのか。

これが今日のタイトル 「会社の光と影」の部分です。

会社というところは、入社して見なければ、その悪い部分はまず
わからない。 悪い部分つまり「影」の事です。
極端な話が、入社して一月もしないうちに会社が倒産してしまった
という話も良く聞く話です。

大量の社員を採用する会社が、実はその人数だけ退職して行く会社
だった。 ということも、入社して、自分が辞表を出すときに初めて
わかった、ということもあるわけです。
上場企業だからとかテレビでも良く目にする有名企業だってそんな
ことは良くある話です。 どことは言えないけど。

会社は、自社のマイナス面とか、悪い点は自ら公表することはしま
せんね。 企業というところは、社員が不幸な目に会っていても、
倒産するということはありません。
世間様に、消費者の皆さんに不正を働くと、一気に駄目になること
があっても。
だから、会社は社員の幸せに対しては、あまり一生懸命にならずに
すむわけなのです。

タイトルの「求人企業ミシュラン」は正しくは「ミスマッチ解消に
求人企業ミシュランを」です。

考え方の要旨としては、会社の労働条件や社内環境、対外的な努力
(CSR)の程度をランキングしましょうという考え方です。
ミシュランやAAAなどのレストランやホテルの評価みたいに、企業の
格付けをしたらどうか、という提案です。

確かに、会社も働く環境を公に評価されるようになったら、競って
社員に優しい会社にする努力を始めるはずです。

是非、次の選挙前にマスゾエさんあたりからマニュフェスととして
公表してもらいたいな。

この「求人企業ミシュラン」は、以下の独立行政法人労働政策研究・
研修機構のURLに詳しく紹介されています。

 http://www.jil.go.jp/column/bn/colum0109.htm


ところで、日本人の離婚率は05年37%でした。
約 結婚する10組夫婦のうち4組の夫婦が離婚するということ
です。 
これはこれで、大問題ですね。

さすがに、人のミシュランは無理だから、どうしたらいいんでしょう。

例えば、総裁選挙みたいに、結婚するには周りの人々の10人以上の
推薦人を要する、というわけにも行かないだろうし。





posted by ハマヨツ at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ■採用担当者の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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