
カワサキはナゼ四輪自動車製造に復帰しなかったのだろう
夏休み、神戸港の海洋博物館内に入ったついでに、
カワサキワールドを見学。
カワサキはオートバイのメーカーと思っていたが・・・
どっこい、カワサキとは川崎重工業のこと
今では大型タンカー、潜水艦、新幹線、ヘリコプター、
戦闘練習機、ジェットエンジン、産業用ロボットetc.etc.
まさに、第二次世界大戦で軍需産業の一翼を担って来た会社
としての技術力を感じる。
もっとも、今でも、四輪自動車を、一応造ってはいる
四輪オートバイみたいな「四輪バギー」と多用途四輪車。
川崎重工業は、自動車生産は、すでに卒業していたのだなー。
川崎重工業のトラック生産の歴史は古く、
大正7年(1918)にさかのぼる。
昭和8年(1933)には乗用車「六甲号」も生産していた。
昭和17年(1942)陸軍省の指示により、
航空機増産のため自動車生産中止。
ここでちょっと興味深いのは、
現在のトヨタ自動車(当時は豊田自動織機)が
昭和16年(1941)に乗用車の生産、
昭和17年(1942)にはトラックの生産を開始したことだ。
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それにしても、明治生まれ企業の、技術の幅、深さ、でかさに
驚かされた
夏休みカワサキワールド見学だった。